群馬県内の医療現場で活躍する看護職の方々にスポットを当て、仕事のやりがいや、群馬という土地でのライフスタイルについて語っていただきました。現場のリアルな声を通じて、看護のプロとしての誇りと、群馬県で働く魅力をぜひ感じてください。
- 看護師 太田記念病院 患者支援センター 入退院管理室所属
- 看護師13年目
- 3人の子供の子育て中
- 病棟から部署異動し、現在育児短時間勤務制度(時短勤務)を活用中
群馬県で働く看護職のリアルな声と魅力(Vol.1 看護師)

私らしく働くために
ライフステージとともに歩む看護キャリア
群馬県内の医療現場で活躍する看護職の方々にスポットを当て、仕事のやりがいや、群馬という土地でのライフスタイルについて語っていただきました。現場のリアルな声を通じて、看護のプロとしての誇りと、群馬県で働く魅力をぜひ感じてください。
Q1.お仕事内容と部署を移動された経緯等をおしえてください
これまでのキャリアと異動のきっかけ
入職後はICU(集中治療室)に配属され、その後は一般病棟で救急科と神経内科を経験しました。これまで育児等による時短勤務を利用してきましたが、その終了タイミングで働き方を見直し、2025年10月より「患者支援センター 入退院管理室」へ異動。現場での経験を活かし、新たな視点で看護に携わっています。

現在の役割と業務への向き合い方
現在は病棟での直接的な身体ケアからは離れ、入院前から退院後を見据えた「生活の支援」に注力しています。場所は変わっても、患者さんの全体像を捉えてニーズを汲み取るという看護の本質は変わりません。患者さんとご家族が、住み慣れた場所で安心・安全に過ごせるよう調整を行う「架け橋」としての役割を担っています。
Q2.以前のICUや病棟での経験は、現在の部署でどのように活かされていますか?
これまでの経験とアセスメント力の活用
これまではICUや一般病棟で、主に治療中の患者さんと深く関わってきました。現在の部署では、入院前の情報を基に「入院中に何が必要になるか」「退院後の生活にどのような課題があるか」を予測する力が求められます。現場で培ってきた、患者さんの全体像を多角的に捉える「アセスメント力」は、現在の業務においても大きな強みとなっています。
新しい環境での学びと今後の展望
現在、患者支援センターの業務の流れを一つずつ習得している段階です。今後は、これまでの臨床経験を最大限に活かし、患者さんが入院前から退院後までを安心・安全に過ごせるよう、より精度の高い事前準備とサポートを目指していきたいと考えています。
Q3.看護師を目指そうと思ったきっかけは?
10歳年上の姉が看護師として働く姿に憧れ、中学生の頃に授業のインタビューを通じてこの職業を深く知ったことが原点です。また、世の中で看護師不足が課題となる中、身近なロールモデルであった姉のように「自分も誰かの役に立ちたい」という強い想いが芽生え、看護師の道を選びました。
Q4.それぞれの部署のやり甲斐を教えてください
命を救う最前線から、退院後の安心を見守る役割へ
ICUでは救命の瞬間に立ち会える厳しさと喜びを、一般病棟では患者さんの回復をご家族と分かち合う充実感を経験してきました。現在の患者支援センターでは、退院調整を経てご自宅を訪問した際、患者さんが住み慣れた場所で元気に過ごされている姿を拝見できることが、何よりのやりがいとなっています。
Q5.ライフステージの変化から働き方を変えることになったときの気持ちについて教えてください
子育てとの両立への葛藤と、前向きな環境の変化
3人の子育てをする中で、仕事との両立や働き方に悩むこともありましたが、今回の異動で時間的・精神的なゆとりを持つことを決断しました。現在はカレンダー通りの勤務体系となり、行事等での休みも以前より気兼ねなく調整できるようになったことが大きな安心感に繋がっています。新しい環境に順応する大変さはありますが、今の自分にとって最適なバランスで、今後のスキルアップも目指していきたいと考えています。

Q6.時短勤務について、職場の理解やサポート体制はどうですか?
時短勤務による精神的なゆとりと、周囲への感謝
以前は時短勤務を利用せず、病院併設の保育園に通わせてなんとか働いていました。育児と仕事の両立に追われ心身ともに余裕がない時期もありましたが、3人目の出産を機に初めて制度を利用しました。勤務前後の時間を確保できることで、精神的なゆとりを持って仕事に向き合えています。急な休みや夜勤回数の調整など、周囲のスタッフの手厚い配慮と理解に支えられ、非常に助かっています。

Q7.地元(群馬県)で働くことの良さはなんでしょうか?
充実した教育環境と、家族が近くにいる安心感
進路に悩んだ時期もありましたが、最終的には病院が隣接し実習環境が非常に充実している地元の看護学校を選びました。学生時代から現場を身近に感じながら学び、現在は慣れ親しんだ環境で家族に支えられながら働けています。地域医療に貢献できる喜びとともに、心強いサポート体制の中でキャリアを築けることが地元で働く最大の魅力だと感じています。

Q8.看護師を目指す方・看護師を続けることに悩む方へのメッセージ
多様な選択肢と、支え合いながら続けられる環境
看護師には、実にさまざまな分野や働き方があります。もし少しでも興味があれば、まずはオープンキャンパスなどに足を運んでみてください。また、ライフステージの変化によって仕事との両立に悩む時期もありますが、私自身も制度を利用し、周りの方々に助けられながら今日まで続けてくることができました。ぜひ一歩踏み出し、私たちの仲間になってくれると嬉しいです。